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A-18 腎臓腫大が認められた例
写真1

エボシカメレオン Chamaeleo calyptratus

体重 3g ♂


写真2

A: 肝臓  B: 消化管 C: 肺 D: 腎臓

腎臓はかなり大きくなって目立っています。
写真3

内臓側面の拡大。

写真4

D: 左右腎臓  E: 左右精巣 (消化管除去後)

写真5

腎臓付近の拡大。


腫大していた腎臓を病理組織検査に提出しました。腎臓を腫大させる原因には①腎尿細管の変性②腎炎③腫瘍性変化④うっ血などがありますが、炎症細胞や腫瘍性変化、うっ血は認められなかったため、①腎尿細管の変性により生じている可能性があります。確かにこの個体では尿細管上皮細胞の変化が認められており、そのため一つ一つの尿細管上皮が変性により腫大し、もしくは尿細管の障害に伴い、その障害を修復するために過剰に尿細管上皮が増殖して腎臓を腫大させていた可能性が考えられるとのことでした。



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